小平からバスに乗って1時間以上を走り、初めについたところは富士山世界遺産センター。雨の天気予報と違って天気が良かった。センターで富士山の誕生過程についての説明を聞いて、展示物を見た。富士山の内部がどうやって構成されたのか、何が含まれているのか、冬はどのように変わるか、などに関した情報について説明が分かりやすく書いてあった。センターの上にある展望台から富士山を見ようとしたが、残念ながら雲がかかっていて富士山の姿は見えなかった。
昼食は河口湖の近くにある店でほうとうという山梨県の料理を食べてみた。味はまずくはなかったものの、おいしくもなかった。ただ、食感が僕の口に合わなかったのかもしれない。
食事が終わってからあんまり遠くないところに行った。大石公園という花がいっぱいある公園。五色燦然な花々が散歩路に沿って広がっていた。湖から近かったため、僕の地元の風景と似ていた。ここからも富士山が見えるのではないかと思ったが、やはり雲がかかっていて見えなかった。雲さえなかったら色とりどりの花と巨大な山のハーモニーがとれて素晴らしい風景になると思う。巨大な雲はちょっとNG。
散策が終わって宿に帰った。せっかくの旅行だったので宿から出てちょっと歩いて、カフェに行った。そこでお茶を飲みながら窓の外を眺めた。湖が見えると思ったが、今回は木が湖の姿を隠していた。まあいいや。気温も下がったし、さっそく宿に帰った。
宿に帰ってお湯に浸かって冷えた体を温めた。やはりお湯に入るのは気持ちいい。夕食の時間に合わせてお湯から出た。もっと入りたかったが、食事するのも大切。お湯から出て夕食を食べた。昼食よりうまかった。とくに名前のない、普通の家庭料理だと思う。食事を終わらせてビール飲んで寝た。
朝早く起きて朝食を食べた。前日の夕食と似ていたが、内容は違った。味はまあまあだった。食事を終わらせてバスに乗って富岳風穴に行った。昭和初期までは蚕の卵の貯蔵に使われたらしい。入ってみたら本当にその痕跡があった。外は暑かったが、風穴の中は涼しくてとてもよかった。
次に行ったのは近くにある鳴沢氷穴。氷柱がとても素敵だった。富岳風穴と似ていたが、違がっていたのは、天井がとても低くて頭が危なかった。それと階段があったが、傾きが険しくて階段が濡れていて滑りやすかった。手すりをしっかり持たないと滑ってしまう。
2日目の最後に行ったところは赤富士ワインセラー。山梨県の葡萄で作ったワインを試飲してみた。味が非常に良かった。今まで飲んだワインは偽物だと思われるぐらいの味。アルコールの苦手な人のためのノンアルコール飲料も用意されていた。買いたかったが、金の余裕がなかったのであきらめた。
こうやって河口湖の旅行は終わり。今回の旅行はまあまあ楽しかった。でも残念だったのは富士山と近かったけど雲のせいで見えなかったこと。次はもっと遠くまで行こうと思った。