月木通信#0223

2月20日北京に到着。

地下鉄とバスを乗り換えて学校に行った。特にバスの安さには驚いた。これから活用していこうと思う。この日は寮や携帯番号の登録をした。登録をするにあたり、何も話せない私はまかせっきりだったが、先生や國久さんのように話せるようになりたいと思った。夜は中国のおいしい料理をたらふく食べて幸せをだった。中国人の話す速さと声の大きさに圧倒された1日だった。

2月21日は銀行で口座をつくり、生活用品を買いに学校外のスーパーに行った。私は日本円を両替しなくてはいけず、その時に教科書にある、第1課の銀行員と松岡先生の会話が思い出されて役に立った。お昼に食べた餃子がとてもおいしく、いろんなところの餃子を食べ比べて1番お気に入りのところを見つけたいと思った。夜はピータンがはいったお粥や黒いお粥をを食べることができて楽しかった。

 

2月22日はクラス分けのテストの日。絶望の日だった。筆記試験もリスニング試験もとても難しく、リスニングに関しては何を言っているのかわからず、ほとんどが勘だった。面接では、自分の名前や、出身の国、何年中国語を勉強しているか、が聞かれたのはわかったが、そのあとがわからず、戸惑い終わってしまった。先生も呆れた顔だった。クラスは1番下のクラスになってしまうと思うので、先生にも励まされたように、これからいろんな人とたくさんコミュニケーションをとって、精一杯努力し、半年、1年後には中国人と会話ができて自分で生活できるくらいになると心に決めた。テストはぼろぼろだったが、改めて中国語に真剣に向き合って学んでいこうという意欲が高まった。今は同室の子に発音を見てもらっている。

2月23日はKさん、Aさん、Mさんとご飯に行き、クラスのことや学校のことを教えてもらった。その後は政田さんと二人で景山公園に行った。景山公園はとても大きく、今日は特にpm2.5の数値が低いこともあって青空が広がっていたので、1番上から見た景色は絶景だった。故宮も見ることができ、次は故宮の中を観光したい。中国の壮大さを感じた1日だった。

中国語がわからず、発音もいまいちでも、中国人は優しく見守ってくれたり、笑顔で対応してくれたりして、とても嬉しく思う。たくさん話せるようになりたい。

(S)