2/24

入学式は、ほぼ中国語と英語で進行され、聞き取れない部分が多かった。北京に来てから初めてしっかり聞く中国語だった。簡単な単語は聞こえてくるものの、その意味を頭の中で一度日本語に直して考えてしまうため、話の内容に追いつくことが難しかった。また、入学式は図書館で行われた。初め図書館と聞いた時は驚いたのだが、こちらの図書館は本当に規模が大きく、入学式で使われるような会場から大学院まであり、蔵書数も北京にある大学の中で多い方であるということを聞いたので、卒論に関する資料探しも含め、今後活用していきたい。
夜はW先生とご一緒させていただいた。こちらで日本語の授業をなさるということだった。私は日本語教育に興味があり、この留学の目的の一つに日本語教育の現場を実際に見るということがあるので、可能であれば見学させていただきたく思う。

2/25

日本人会のオリエンテーションではオール日本語で説明を受けた。今期に新しく来た日本人の方々との顔合わせの場でもあった。留学では日本人同士があまり固まらないようにするべきだということをよく聞くが、やはり初めは誰か頼れる人がいないと厳しいので、付き合い方のバランスが重要であると思った。
お昼はAさんを通じて学芸大に留学に来ていた学生さんとその学生さんのお友達と皆で一緒に食べた。中国語で自分の名前を紹介したのだが、上手く伝わらず、名前が一発で伝わるくらいに発音を磨きたいと感じた。また日本語が話せる中国人の方と友達になっても、その日本語に頼ってばかりにならないように頑張りたい。

昼食後、踢毽子という遊びをした。この遊びは先日景山公園で地元の方がしているのを見て、とても興味をもっていたので実際に体験できて嬉しかった。この遊びをしていると地元の方が突然混ざったりしてきて楽しかった。中国に来てからは人と人との距離が近いように感じる。

2/26

クラス発表が朝からあり、私は101になった。102を目指していたので落ち込んだ。ただ、自分の実力が思い知らされたので、これから本当に頑張ろうと思った。中国に来てから、毎日何かと忙しかったのもあって、部屋で単語の勉強をしつつ休んだ。

2/27

初めての授業の日。クラスの人とも初めて顔合わせをした。日本人は私一人だけで心細かった。クラスメイトは先学期からいる人がほとんどであった。授業はすべて中国語で行われ、たまに英語が混じるくらいであった。内容自体はそこまで難しくなく読めば多くは理解できるのだが、聞き取ることが本当に難しく感じる。授業の最後に先生が宿題を出したのだが、よく分からず、隣の席に座っていた韓国人の子に教えてもらった。この子に色々助けてもらい、休み時間も拙い中国語と英語でお喋りをして仲良くなることが出来た。明日お昼を一緒に食べることになったのでとても嬉しく思う。
今日のお昼はKさんと先日一緒にお昼を食べた中国人やイギリス人の学生さんと一緒に食べた。私以外はみんな中国語を流暢に話せており、その場にいるだけで聞き取りの勉強になった。積極的に私に質問をしてくれたが、返事をするのに精一杯で、自分から彼らに対して質問をすること忘れていたので、もっと積極的に関わっていくことを意識していこうと思う。

 

(M)