月木通信#0309

北京に来てから、もう2週間が経過した。先週から授業が始まり、初めは先生が何を話しているのか聞き取れないことが多かったが、最近ようやく聞き取れるようになってきた。しかし、知らない単語が出てくるとすぐ聞き取れなくなってしまうので、今は語彙力を上げることに必死である。

授業は3種類に分けられており、会話と読解、聞き取りの授業がそれぞれ週3回ずつある。会話と読解の教科書はその課ごとのテーマが大体同じであり、第一課のテーマは北京の交通事情についてだった。授業の中で北京の交通事情だけでなく、クラスメイトたちのそれぞれの出身国での交通事情の話も聞いたりした。今回のテーマに限ったことではなく、中国語を学びながら中国の文化についてはもちろん、色々な国の文化を知ることができることはとても素晴らしい環境であると思う。

先週から今週にかけては、日本語学科の子やクラスメイトと一緒にご飯を食べに行ったりもした。まだ自分の言いたいことを上手く伝えられず、もどかしさもあるが、実際のコミュニケーションで中国語を使うことはとても楽しく良い勉強になる。また日本人の友達ともご飯を食べに行った。その中の1人は30代の方なのだが、一緒に話していて学ぶことがとても多くある。留学をしていなかったら、きっと深く交流しないような世代の人と知り合うことが出来て嬉しく思う。

(M)