10月1日から10月7日は、国慶節という期間のため授業がありませんでした。せっかくの長いお休みなので、北京師範大学にいる日本人9人で天津に行くことにしました。
ちなみに、北京師範大学から天津駅は136㎞離れています。日本でいうと、東京―宇都宮間が130㎞離れているそうです。思っていたより遠い!
それを今回は何と…自転車で向かうことにしました。地図アプリによると、休憩なしで漕ぎ続けて12時間ほどかかるそうです。やっぱり思ったより遠い。そしてその大事な自転車はどうやって手配するのかというと、シェアサイクルです。北京には路上にたくさんの自転車が置いてありますが、放置自転車ではないのです。乗りたい人が乗っていらなくなったらそこに置いていけるシェアサイクル。つまり長距離用の整備された自転車ではないということ。ワクワクします。
まだ暗い中乗っていく自転車を探すところから冒険は始まります。出発できたのは朝の6時頃でした。
この先は、9人でしゃべりながら、歌いながら、休憩しながら、自転車のチェーンを直しながら、時には無言になりながらも、ひたすらに天津に向けて自転車をこぎ続けました。あ、お昼ご飯に食べた回鍋肉がとってもおいしかったです。
そして天津駅に到着です。
大体深夜1時過ぎでしょうか。休憩を含めて19時間自転車の旅をしたことになります。自分のことながらすごいことしているなぁと思います。途中から脚はがくがくするほど疲れていたし、自転車にまたがることすらつらく感じる瞬間もありましたが、そのことすらも楽しいとしか感じられませんでした。
ちなみに帰り道は高鉄(新幹線のようなもの)に乗って北京駅まで30分で帰りました。
(S)