『月木通信2018』-中間テストが終わりました

北京師範大学にも秋が来ています。校内の至るところで紅葉を見ることができます。とてもきれいです。気温はすでに冬に近づいてきており、特に朝晩がとても寒いです。冬が心配です。

北京の秋

さて、11月の1,2日に中間テストがありました。会話、リスニング、読み書き、そして新聞の4教科の試験がありました。

わたしのクラスの試験内容を簡単に説明します。会話は、7分間の発表と教科書の音読でした。発表のテーマ8つはあらかじめ先生が示してくれていました。リスニングは短文、長文を聞いて内容にそぐうものを選択する問題と聞き取りでした。読み書きは、与えられた文法を使用して自分で文を作る問題、並べ替え問題、長文読解、200字作文でした。新聞は、文法問題、新聞読み取り、内容の要約200字・自分の考え200字というものでした。中国に来て2か月でこの内容の試験というのは、とてもつらいものがありました。

テストの2週間ほど前から少しずつ勉強を始めました。やはり復習してみると、わかっていたようでわからないところがたくさん出てきました。少し先生に聞くのがためらわれるような疑問は、中国人の友人に質問して一緒に勉強しました。こういうときに中国人の友人がいてくれるととても心強いと感じます。

かなり心配していましたが、テストは問題なく終えることができました。テスト当日にテストまで時間があったので、クラスメートと一緒に復習しました。中国人ではないとしても、彼らの知識もとても豊富で感心しました。一人で机に向かって勉強する時間も必要ですが、クラスメートと定期的に勉強会で理解を深めるのもよいなと思いました。そのうちの1人は日本語を勉強しており、たまに日本語を教えたり、一緒に日本の歌を聴いたりしています。彼らが知っている「日本」の半分くらいはわたしが知らないことで、わたしが教えられているときもあります。それもそれで「日本」のことを知ることができておもしろいです。外国から「日本」はどのようにみられているのか、これからも探っていきたいと思います。また、わたしが知っている「日本」も発信していきたいと思います。

定期的に試験を行うことで、自分の授業の理解度や中国語を確認することができます。外からの働きかけも借りて、自分のレベルを客観視し中国語を学習していきたいです。試験の点数も重要ですが、それよりも自分の理解できていないところを見つけることができたのでよかったです。

(N)