『月木通信2018』ー中国の朝ごはん

今回は中国の朝ごはんを紹介します!

まずはこれです。日本でもおなじみの肉まんです。中国では「大包dabao」と呼ばれています。1つ3元(50円くらい)ほどで、どこにでもあります。私は中国国内で旅行に行くたびにその土地の大包を食べていますが、上海で食べたこの写真の大包が一番おいしかったです。写真から分かるように肉汁がすでにあふれるほどたっぷりで、にやにやが止まらないおいしさでした。

中国の肉まん(大包dabao)

次に紹介するのは、このおかゆ(粥zhou)とワンタン(馄饨huntun)です。中国では日常的におかゆが食べられています。朝ごはんにおかゆを食べるのはすごく一般的で、マクドナルドの朝マックのメニューにおかゆがあるほどですし、ディナーでもあります。私は日本のおかゆは好きではなく、風邪の時もご飯をもりもり食べていたのですが、そんな私でも中国のおかゆはすごくおいしいと感じます。このおかゆはボリューミーで15~20元(300円前後)で食べられます。

おかゆ(粥zhou)とワンタン(馄饨huntun)

そして奥に見えるのがワンタンです。日本のワンタンの何倍もある大きさでこれもまたたまらない美味しさです。エビのワンタン、野菜のワンタン、お肉のワンタンなど種類もいくつかありますが、この写真のものは野菜とお肉のワンタンで20~25元(400円前後)です。ワンタンだけでなくこのスープもおいしくて、最高です。残念ながらどんな調味料を使っているのか、何味なのかはよく分からないので食レポはできませんが、とにかくにやにやが止まらないのです。是非食べてみてもらいたいです。おかゆもワンタンも朝にちょうどいい優しい味なのですが、決して物足りないことはなくて、胃にやさしい満腹朝ごはんです。

中国のクレープ「煎饼jianbing」

最後に紹介するのがこの「煎饼jianbing」です。言うならば中国版クレープのようなもので、おやつや主食として食べられています。クレープよりも粘り気のある生地を鉄板に丸く伸ばし、具を重ねていきます。この写真の煎饼は、ネギ、パクチー、特製ソース、卵の基本ベースに自由に具を選んで追加するやり方で、私は牛肉、ベーコン、チーズを追加しました。これも今まで食べた中で一番おいしくて感動しました。これはお店によって味も違って、自分のお気に入りの味や具を探すのも楽しいです。これは14元(240円)ほどでした。

中国では都会でも田舎でも飲食店が豊富で、露店も多くあるので、いろんなお店で一つずつ買ってシェアしながら朝ごはん巡りをするのがおすすめです。旅行の際も、下調べして有名なお店に行くのも間違いありませんが、散歩がてらローカルな人気店を目指して探検するのも楽しいですよね。ちなみに今回紹介したものはすべて上海で食べたものです。どれも今までで一番おいしかったので紹介してみました。残りの生活も中国ならではの食べ物を堪能していきたいと思います。

(K)