私は、ここソウル教育大学で音楽教育科に所属しています。ちなみに学芸大ではA類音楽の所属です。今学期は「ピアノ実技」の授業を受講することとなり、徐々に、音楽科の教授や学生と接する機会も増えてきました。
4年生の「卒業演奏会」があるよーと教えてもらい、今日はそれを聴きに行ってきました!ソウルへ来ても、こうして音楽に触れる機会があり、嬉しいです。

ピアノ、声楽、ヴァイオリン、チェロ……専門はさまざまでしたが、驚いたのは韓国の伝統楽器「コムンゴ」と「ヘグム」を演奏する学生がいたことです。
学芸大の授業の中で、カヤグム演奏の映像は見たことがあるのですが、それ以外の韓国の伝統楽器は詳しく知らなかったので、非常に興味深かったです。
「コムンゴ」は、日本の琴に形は似ていますが、爪で演奏するのではなく、木の棒で弦を弾いていました。打楽器的要素も混じった躍動感溢れる、力強い演奏でした。
また「ヘグム」は、なんとも言えない切なく、心に染みる音色。中国の「二胡」に似ています。ピアノ伴奏ともこんなによく合うんだな~、なんて思いながら聴いていました。


今学期は惜しくも国楽(韓国の伝統音楽のこと)の授業を受講することが叶わなかったのですが、せっかく現地にいるので!秋学期は必ずや受講したいと思います。
(Y)