最近の月木通信は旅行シリーズが続いていますが、今回も旅行のことを書こうと思います。先日、杭州に一人旅をしてきました。人生初の一人旅、しかも中国が初めて。わくわくと緊張が混ざり合った久しぶりの感覚でした。朝の便で杭州に着きました。到着した時の天気はなんと、、、どしゃぶり!久しぶりにこんな大雨を見ました。北京はほとんど雨が降らないのでほとんど天気予報はみません(笑)
空港を出てまず何をするかその場で考え、チェックしていたごはん屋さんに向かうことにしました。バスに乗って30分から1時間くらいで街に着きました。杭州でも杭州の方言が話されており、聞き慣れない中国語に苦戦しました。しかし、伝える力がついた分、わからないときは確認するということができるようになり、成長を感じました。

杭州で1番おいしかった料理を紹介します。ケチャップで炒めた麺とレバー炒めの組み合わせです!味つけが絶妙で、箸がまったく止まらなかったです。このお店は「大老方」という名前です。12時前に行ったのですが、すでに長蛇の列で30分ほど並びました。

おなかがいっぱいになったところで、近くを散歩していると「鼓楼」という建物を見つけました。この地区は2014年に杭州市歴史文化街区に指定されています。芸術的な写真スポットやカフェも見つけました。

これは雷峰塔という建物です。チケットには「杭州旅行スタート地点」と書かれており、杭州に来たら誰もが訪れる場所のようです。来て良かった。雷峰塔は975年に建てられた仏塔です。1924年に倒壊しましたが、2002年に再建されました。外観・内観ともに比較的新しい印象を受けました。

実際に近くまで来てみると、やはり迫力があります。中にはエレベーターもついており、簡単に登ることができます。この日は行列だったので、がんばって階段を使いました。それぞれの階に木彫りの絵が展示されていて、芸の細かさに感動しながら最上階まで登りました。天気はあまりよくなかったですが、北京ではあまり感じることのできない、落ち着いた緑いっぱいの景色を存分に楽しみました。近くには2011年に世界文化遺産に登録された西湖という湖があります。景色が良ければ合わせて行くことをおすすめします。

最後になりますが、杭州ではすでにあじさいが咲いていました。中国語では「绣(シゥ)球(チゥ)花(ホア)」といい、「绣球」は古代結婚式の時に使われていたブーケを意味します。かわいい!!!
杭州一人旅大成功の1日でした。
(N)