『月木通信2019』ー北京で頑張ります(1)

 26日、現地時間11:54に北京首都国際空港に到着しました。緊張しすぎていたのか、羽田空港では何とも言えない感情のまま、実感のない私を乗せたまま飛行機は日本を離れてしまいました。あと、40分で北京につくというときに、なぜか急に涙が止まらなくなってしまい窓の外を見つめて涙をずっとぬぐっていました(笑)。もう北京についてしまったら、やるしかないと思いました。ピックアップを待つ間に友達もできました。

 ついて一息、なんてできはしなくて、寮がないといわれ、つれていかれたのは税所の寮から歩いて10分の知らないところ、そこは学13楼でした。部屋はきれいだったし、同じ部屋には見慣れ顔の山田が。これからよろしくな(喧嘩することも含め楽しみです、支えあていこう、いい距離感でやっていこう、最高の留学にしようとはなしました。)

 一夜明け私たちを待っていたのは登録の嵐です。やれどやれど終わらない手続き、何を言っているのかわからない人々、すり減っていく気持ち。3日目には心が折れるかと思いました。そんな時にもう嫌だ!と思い寝ころび見上げたら、「あ、空だ。青いなあ。」とふと気持ちが落ち着きました。非日常だけど、日常なんだ、焦るな、あきらめるなと自分に言い聞かせました。そして、その日は半期前から留学しているひなこさんがご飯に連れて行ってくださいました。不安なこと、わからないことをたくさん聞いていただき、美味しい餃子を食べ、美味しいタピオカ屋さんに連れて行ってもらい、たくさん笑ったら、うそのように元気が出ました。心強い限りです。

 そして今日いよいよ授業が始まりました。101からのスタートです。最初はすべてが中国語であることや、周りの雰囲気で緊張しました。でも落ち着いて聞いていればわからない内容ではなかったので、集中して受けていけば大丈夫だぞ自分!と必死に心の中で自分を応援しました。102に上がれないか検討中です。欲張って行け!

 今日で北京に来て一週間がたちました。もう、というか、やっと、というか。とにかく気持ちの起伏が今はたくさんあります。できないこと・わからないこと・落ち込むことが圧倒的に多いです。夜もたまに泣きたくなります。でも、つたない中国語の、たった一文が伝わるだけで心が躍ります。「あ、これが私が語学を好きな理由だ」と思い出しました。まだまだ始まったばかりですが、1つ1つ乗り越えていける気がします。

(ネットワークの調子が悪く写真を追加できませんでした。次回以降対策考えます!)

〈I〉