こんにちは、気が付けば26日で私が北京に来て2か月が過ぎようとしています。早いな、と驚いています。こうして日付で感じるよりも先に、天候、樹木の色の変化など自然界が時間を教えてくれます。すべての事象が日本と違う感じ方になっている、というか、既存の物差しをどこかに1セット置いてきてしまった気がします。
さて、今回お伝えしたいのは、最近の文化交流についてです。北京師範大学にはSAINという留学生支援団体があります。学生主体で色々な登録関係や普段生活の支援はもちろん、イベント企画などを行ってくれる心強い団体があります。私たち留学生は彼らを通して「ランゲージパートナー」を紹介してもらうことができます。文字通り、言語の相手ということで、中国人学生とパートナーになり、学生生活を助けてもらったり、一緒に遊んだりしてくれるので、留学生活を彩ってくれる制度だな、と私は感じています。
私のパートナーは同い年の数学科の女の子です。同い年といっても中国の大学は日本の入学時期が異なるので学年は1つ上に当ります。三年生といえば授業も減ってゆくのかと思えば、彼女はとてもハードな勉強スケジュールを送っています。数学科は授業が多く、内容も難しいため、みんな勉強に追われていると言っていました。さらに彼女は剣道部に所属していて、そしてなんと主将らしいのです。本当に忙しそうです。すごいなあといつも思わされます。
そんな合間を縫って月に一回は一緒に食事に行ってくれます。面倒見がいいというか、職務を全うしてくれているというか、とにかく感謝でいっぱいです。彼女は英語が流ちょうです。私も中国語よりは英語のほうが喋れるので、第一回目、第二回目はほとんど英語での会話でした。悔しい反面、お互いのことを知りたいし、聴きたいことも多いので英語に頼りました。ですが、前回(10/18)は一味違いました。お好み焼きを御馳走することになり、私たちの留学生宿舎に彼女とその友達を招きました。一応今回は(ほぼ)全編中国語の会話が成り立ちました!!!!!(拍手) 聞き取れないものはもう一度言ってもらったりする場面もありつつですが、会話が成り立つレベルにはなってきたということです。純粋に嬉しかったです。この気持ちこそ私が語学を好きでいる理由だな、と改めて実感しました。そのあとはトランプを一緒にしたり、カントリーマアムを食べたり…とても楽しかったです。


このように人との繋がりのなか生活を送っています。これからも素敵な出会いがまだまだあると信じています。何かと過ぎた時間を後悔したり、逆に未来のことばかり心配したりしていまいますが、なによりしっかりと『今』を楽しんでいこうと思います。
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