『火金通信2019』ー芸術の秋

 こんにちは。

 冬まっしぐらのソウル。

 寒すぎて外出するのが億劫になっています。

 11月でこの有様なので、冬本番を乗り切れるのかどうか不安です…

 ので、秋の話をしようと思います!(笑)

 秋と言えば色々ありますね!食欲の秋、読書の秋…そして、芸術の秋!!

 ということで、今回は私が最近観に行った作品の話をしようと思います。

①뮤지컬 『마리 앙투아네트』

 日本でも上演されたことのあるミュージカル、『マリーアントワネット』こと『MA』。

 韓国のミュージカルは、常に大きなミュージカル公演がいくつか並行して行われているのが特徴です。そしてそれぞれの公演期間が数か月間にわたることがほとんど。私が行ったこちらの作品も、2019年8月24日から11月17日までというロングラン公演でした。そのため役替わりが非常に多いのも特徴です。

 歌も芝居も素晴らしかったです。観劇後数日間、この公演の楽曲の沼から抜け出せませんでした…。

 

②국립현대미술관 서울(MMCA)

 国立現代美術館。授業終わりの夕方から行ったのですが、18:00閉館で展示は1つしか見られませんでした(;;)しかし、この美術館!学生証提示で観覧料無料なのです!これは通うしかありません!

 

 この中で私は展示室1・2の『올해의 작가상 2019』(今年の作家賞2019)を見ました。

 

 

 

 印象に残ったのは、韓国人がよく使う言葉“우리”(私たち、という意味。その人が持つ社会的なバックグラウンドまでをも意味する)についての作品。“우리”の概念について、自分の“우리”の範疇がどこまでなのかを答えるアンケート(?)をもとに作られた作品が興味深かったです。

 こちらがその作品。

小さくて見にくいですが、上から時計回りに“우리회사(학교)”(私たちの会社(学校))、“우리가족”(私の家族) 、“우리민족”(我が民族)、“우리나라”(我が国)と書いてあります。

寒くなってきても、芸術や文化に触れるために外出したいものです。

また芸術作品をブログで紹介できますように…。

(A)