『月木通信2020』ーインターンの話

 こんにちは。1週間ぶりとなりました。実は今、タイに居ます。縁が巡りに巡って、バンコクの塾で少しだけ春期講習のお手伝いという運びとなりました。何かを頑張っていると、そこから繋がるものがあることを知りました。とはいえ、オンライン授業との両立は計らないとならず、色々とギリギリのラインですが頑張ります!

 今回の内容は少しインターンの話と絡めたいと思います。詳しくはあまり記せないのですが、シンガポールでは特にハーフの子供が多かったり、日本人でもインター校に通っていて、日本語に自信の無い子供がチラホラいます。その子たちと国語や算数をやっていて、痛いほど感じるのは、「分からない辛さ」です。目は口ほどに物を言う、とは本当によく言ったもんだと思います。訴えかけるような目、途中でふざけた表情で投げ出してみるけど、本当はもどかしくて堪らない心情を子供なりに隠すこと、頭の中ではもうひとつの言語を介して理解するせいで疲れて、異様に長く感じるであろう授業時間。北京で勉強していた日々で、私もなんども感じた感情です。それが私の半分ちかくの歳のこどもたちが経験する、ということがなんともやるせないというか、何とか助けてあげたいと思います。海外での学習にはまだまだ課題が残りますが、そのなかでも一瞬でいいので、何かを一緒に乗り越えられたらと思っています。私自身も頑張ります。

   ( I )

チャンギ空港、アジア有数のハブ空港もガラガラ
タイのマンゴー!