寮から眺める4月中旬の曇り空

皆さま、こんにちは^^

キャンパス・アジア事業のダブルディグリー・プログラムを通じて、「ソウル教育大学校教育専門大学院」に留学をしています2020年度修士課程 の【K】という大学院生です(^~^)

日本を出国してから早1ヶ月が経つようになりました。
家族、友人、先生、大学、キャンパス・アジア、社会、国家、等々、各所様々に私を助けてくださっている皆様、いつも感謝しております。

今週も、ソウル留学の情報を発信させていただきます^^
今週は大雨に降られるような日々が続き、外出を控えるような週になりました。この1ヶ月の晴々とした期間の中で、様々な場所を巡り歩けたことが幸運以外のなにものでもなかったと、感じざるを得ませんでした。

天気や気候の事情を分かってその時にしかできないことを選択するというのは、今後の大きな知恵になりました。“後でゆっくりやろうではなく、できるときに一気にやっちゃう”という、未来に何がどうなるかはわからないから、やれる時にきちんとやっておくというのは、本当に大事なことなのだなと、肝に銘じておこうと思いました。

そんな週なので、旅の写真を載せることができない悔しさはありますが、長所を見るならば、研究活動にたくさん集中できるような期間だったなと感じております。旅をする時には旅をし、学ぶ時には学ぶ、という両極端な留学生活となってしまいましたが、これはこれで、もしかしたらバランスの良い過ごし方なのかもしれませんね^ ^;

今週は、心の底から天気や季節や自然というものが人間の事情なんか全くお構いなしに、自由に進んでいく存在なのだなということを痛感しました。時間もそうですよね。もう1ヶ月が経ったんですね。あっという間に留学が終わってしまいそうです。時間や天気とは、今後とも仲良く過ごしていきたいですね^ ^;

今週は、せっかくなので、研究生活の様子についてもちょこっとだけ紹介できたらなと思っています。

教育演劇の理解という西洋哲学や演劇史に関する講義

実はこの教育演劇専攻という学科は、今から14年ほど前に新しく設立された学科らしく、ソウルで唯一の学科であり、現代教育のトレンドに合わせた、韓国の教育学部の中ではかなりセンセーショナルな学科のようです。^ ^;
近年の学校現場で導入されつつあるPBL(課題解決型学習 Project Based Learning)という学びのあり方も、日本では耳に新しいものなのかもしれませんが、現職教員として現場で働かれている同期のある学生の意見としては、PBLだと課題(Project)というものが子供達には重荷で、子供達が実践するにはかなり難しいものになるらしく、むしろD B L(ドラマ解決型学習Drama Based Learning)を導入するようになれば負担なく仮想現実の世界で芸術性や自己表現力、発信力を身に付けつつ重荷なく問題解決能力を養うアクティブラーニングが実現できる、と言っていました。

(↑これはあくまでも友人の一つのアイデアなので、勝手にこの用語を使用して、教育現場で盗用するようなことは、決してしないようにしてくださいね。 勝手に使用した場合によっては、アイデアの盗用ということで、著作権侵害になるかもしれないので、とりあえずこちらに明記しておきます。というのも、人のアイデアを使用するときには、引用元を必ず明記しましょう、という研究者の鉄の掟があるようです。自分が考えた、と言うのは明らかに嘘ですからね。笑)

今週の演劇遊びの授業の様子

といったお堅い話はこの辺にしておいて、食べ物の話に移行します。(笑)

といった具合ですが、
今週は日本食の写真が多い印象ですね。
毎日こんなものを食べているわけではないですよ。
初めの期間だからこそ、意識的に外食して、国の文化や街の雰囲気を学んでいます。(という口実を立てつつ、やっぱり美味しいものは食べたいですよね。笑)

先日購入したスムージーグッズ

とはいえ、流石に資源にも限りがあるので、内食もバランスよくすることが大事ですね。
外食とのバランスが取れるよう、自然食はとりあえず必須です。
(他にももし、写真映えするものがあれば、いつかは載せます^^)
健康管理も考えつつ、経済も考えつつ、学習効果も考えつつ、いただいた奨学金を上手にやりくりしていきたいところです^ ^;
といった1週間を振り返りつつ、本題の「毎日楽しく過ごすコツ」について書きたいなと思いました。

第一に、この留学が自分の力でできたものではないということを考えて、感謝することに徹します。
実際自分の力でできたものではないということは、紛れもない事実ではありますが、それをちゃんと「考えること」と、それこそ先週のテーマだった「忘れないこと」ということをしなければ、人は概ねその事実に目を向けないと思います。

 僕は、よく忘れます^ ^; 
 なので、意識して、思い出して、続けて感謝すべきだな、と感じています。
 助けがなければ、どうやって研究するのか。
 助けがなければ、どれほどチャンスに恵まれていなかったのか。
 助けがなかったとき、どれほど寂しく物足りない生活になっていたのか。
 そんなことを考えていると、毎日結構奇跡的に生活が保障されているんだなと分かって、
 今が本当に楽しい時なんだなと、認めるようになります。
 これも、絶対忘れないようにしますね^^

二つ目は、短所を直すことですね。
良いことがたくさんあったとしても、短所のせいで一気に損をすることがたくさんあります。僕の場合、底知れぬ学習欲が一長一短の資質だと感じているのですが、それによって要らない情報にも時間を投資して、いつの間にか本当に学習すべき事に使う時間がなくなっていく、ということがよくありました。もっと余裕を持って課題をクリアできるはずだけれども、要らない情報に時間を使って後でするはずのなかった苦労をすることや、情報が頭の中で錯綜して、分別力が落ちる、といったこともよくありました。
そういった失敗から学んで強くなったこともありますが、初めから分別できていれば、必要のない時間というものがたくさんあったなと思うんですよね。長所も、短所を直さなければ無用の長になるということで、毎日気をつけて自分を楽しく使っていきたいなと思うところです^ ^;

最後の3つ目ですが、自分で立てた計画というものに縛られすぎないことかなと思います。
これは、今回の天気良い時に各地を旅していて良かったという事を通して感じました。
この1ヶ月間、本来の自分であれば、買うべきものを買って目的だけ達成して寮に戻る、という行動をしていたはずなのですが、ある人に、「ハワイに行く時、海だけを目的にして帰ってきたら勿体無いでしょ。朝早くから出発して、海に行く過程の街も見て、楽しんで、観光もして、日のでている時に海に入ってから夕食を食べる方が良くない?」と言われ、「目的だけじゃなく、その過程も楽しめるように早いうちから出発して過程も楽しまないと」という話をされたのですが、まぁそんなことが頭にあったので、朝早い時間に研究や課題は終わらせて、日中の間に必要な買い出しや目当ての飲食店に行くといった目的を立てつつ、途中でその周辺の街を探訪していくといったような1ヶ月を過ごしていました。

実際後ででも探訪できるし、早く目的を達成して寮に帰って研究した方が良いだろうなと本心では思っていた反面、今しかここは歩けないのかなぁという感覚もあり、計画に縛られすぎずに上手く時間を使った方が良いのかな、と考えてみました。

そしたら今週、全く外出できない日々が続くという。それで十分に研究をする時間ができちゃったという。運がよかった?というしかないのでしょうか。これは、日々の生活だけでなく、今後の進路もそうですかね。日々、どんな機会が訪れるかもわからないし、今後コロナや大地震のような災害がいつ起こるかもわからない。今と未来を結びつつ、毎日よく生きていきたいものですね^^

今回はこの辺にして、また来週のために、よく経験を積んでいきたいと思います〜!
あんにょ〜ん(^ ^)/

【K】