『火金通信2022』食にまつわる体験

こんにちは。
ソウル通信、火曜日担当の【T】です。

最近は生活費を稼ぐためにアルバイトを探しております。
先週の日曜の夜には、大学の周りで募集の張り紙がある店を探してみました。
2時間ほど歩きまわった結果、ある飲食店の募集の張り紙を見つけました。
店員さんに直談判しましたが条件に合わず断られてしまいました
…そう簡単にはいきませんね。

帰りにスーパーでチョコワッフルとスナック菓子を買って食べ、お菓子の甘さが心に沁みました。

たまには授業の内容もお伝えしたいと思います。(笑)
今学期は『環境生態学』という授業を受講しているのですが、先生の心遣いにより、一対一で直接指導していただいています。
先週は「農業と環境問題」について学びました。
肉や卵中心の食生活は比較的安く済みますが、実は、その裏には環境負荷や動物福祉の問題が隠れています。
例えば、世界の大豆生産の約90%が家畜によって食べられ、世界の耕作地の約3分の1が動物飼料に使われています。

それにより、森林破壊が進み気候変動の原因ともなっているそうです。
授業の終わりには決まって質問タイムがあるのですが、
<工場式農場*>で生産された卵と<放牧>で生産された卵の見分け方を尋ねました。
<放牧>で生産された卵には「動物福祉マーク」が付いていそうです。
*工場式農場:大量生産を目的とした集約型の畜産、
コストを制限する代わりに動物たちは不十分なスペースで身動きができず、動物福祉の問題ともなっている。

実際スーパーへ行ってみたら「動物福祉マーク」がある卵を発見しました。
しかしその他の卵よりも値段が高かったです。
(10個入りパック6000~10000ウォン:日本円で約600円~1000円)

出典:動物保護管理システム(동물보호관리 시스템)

また、韓国では日本に比べて豆腐の値段が高いのですが、
理由を尋ねると韓国では豆製品をほとんど海外から輸入しているためその分値段が上がるのだと教えてくださいました。
私も、最近は肉や卵中心から雑穀米と大豆中心の食生活を送っています。
節約のためにしていたことですが、経済だけでなく地球にもエコな食事であることを知れてよかったです。

左から、黒米、玄米、オーツ麦、大豆

授業後、教授が学校の食堂でお昼をごちそうしていただきました!
野菜も久しぶりに食べることができて栄養をチャージできました!
食肉の話をした後でしたが、とんかつもおいしくいただきました!
ここ最近米だけの生活をしていたので、救われた気持になりました。
現地の方にいつも助けていただいている、留学生活です。

土曜日には初めてルームメイトを誘って夕ご飯を食べに行きました。
実は、前日にルームメイトが部屋で泣いていました。
嗚咽を漏らしながら「オンマ(お母さん)」という声が聞こえたので、
お母さんの身に何かあったのではないかと心配していました。

食事中、ルームメイトから話を切り出してくれたので何があったのか尋ねると、
彼女に振られたから悲しくて泣いていたと話してくれました。
私は内心ホッとしたけれど「それはつらいね」と言って悲しい気持ちを表現しました。
「オンマ」と言っていたのはお母さんと電話でその件について話していたからだそうです。

食事は心を開かせる力があると感じました。
何より、彼のお母さんが無事でよかったです。

ピザ食べ放題@カンナム駅

なんとかアルバイトを見つけ、生活を賄えるように頑張りまーす。
それでは、また来週~

参考資料

・農林畜産検疫本部、動物福祉畜産農場認証表示(最終閲覧:2022年4月10日)https://www.animal.go.kr/front/community/show.do?boardId=contents&seq=131&menuNo=3000000020
・グリーンピース・ジャパン(2021)「牛のゲップだけじゃない。肉の大量消費が引き起こす10の環境問題まとめ」
・Philip Lymbery(2015)『FARMAGEDON』

【T】