『火金通信2022』韓国語と日本語の共通点

こんにちは!
ソウル教育大学へ留学中の【S】です。

今現在ソウル教育大学は中間試験期間真っ只中ということで、日々課題に追われています…
天気が良くてお出かけ日和なのにあまり外出できていなくて悔しいです…

私は多文化教育を専攻しているのですが、扱う内容が哲学的且つ抽象的な概念のものが多いため、まさに四苦八苦しながら学んでいます。
ですが同級生には多文化家庭の福祉サポートをする施設で働かれている方など、実際の生の意見を聞きながら学ぶことができるので、刺激的な日々を過ごすことができています!
加えて私のことを気遣ってくれる優しい方たちが多く、なんとかこの中間試験期間を乗り越えることができそうです。

そんな大変な中間試験期間なのですが、もちろん韓国語のテストもあるのでより一層力を入れて韓国語を勉強しています。
その中で気づきや学んだ事が多かったので、この場で少し紹介させていただきたいと思います!

日本語と韓国語はよく似ている言語だと言われる事が多いですが、私自身も勉強をしていて似ているなぁと思うことが多いです。
読んでいた本に書いてありましたが、日本語と韓国語は言語の種類として大まかに「膠着語」に分類されるそうです。
他にはトルコ語とフィンランド語も分類されますが、世界的に見ると「膠着語」は数として少ないようです。
「膠着」とは「ねばりつく」ことを意味していますが、何がくっつくのかというとズバリ助詞などの付属語です。
助詞などの付属語を順にくっ付けて文章を構成していく言語という意味があるそうです。
同じ漢字が言語ルーツの中国語やベトナム語とはなぜ違うのかという点が気になるところですが…
ひとまず、日本語と韓国語は「膠着語」という文章構成の仕組みをもつ言語ということです。

韓国語の文章を考えるときには、ほぼ日本語と同じ文章構造の組み立て方で問題がないのですが、たまに文章構造や言い回しが似過ぎていて大丈夫なのか不安になる時があります(笑)

次に韓国語の特徴として「連音化」が多いことがあげられますが、日本語にも「連音化」された単語が多い事をご存知でしょうか?(私は知りませんでした…)

例えば韓国語で「単語」は「단어」でそのまま読むと「タン+オ」になります。
そのまま発音しても問題はありませんが、連音化をさせて「タノ」と読む方がより自然になります。
というか、その方が発音し易いです(笑)

韓国語はこういった連音化させる単語がとても多く、覚えるのが大変だなぁと思っていました。
韓国人の友達に聞いても「発音し易いように言えばいいんだよ!あんまり考えたことがなかった…」という回答がほとんどだったので、感覚として身につけるとは??と少し途方に暮れていました。

ですが、これもある本を読んでいたときに日本語にも連音化された単語があると書かれていて驚きました。
例えば「反応」という言葉がありますが、私たちは「はんのう」と読むと思います。
ですが、一つ一つの漢字は「はん」「おう」という音のはずです。
「はんおう」というより「はんのう」と発音する方が読みやすいため、それが慣習となり「はんのう」と連音化して読むようになった、という事だそうです。
当たり前のこと過ぎて気にした事がなかったのですが、よくよく考えると少し不思議ですよね。

あれ?この話どっかで聞いたことがある…と思ったのですが、
まさに、私が韓国人の友達に聞いた事ってこの「反応」みたいな事だったのかな?と気づきました。
それは確かに回答に困ってしまってもしょうがないかも…と友達に少し申し訳ない気持ちになりました。

私の感じ方ひとつなのですが、日本語にも同じような事があると分かったら、
少し気持ちが楽になってすんなり受け入れられるようになりました。

天気がいい日に散歩途中に…韓国は31がとても多い!

最後に韓国語には漢字語(漢字由来の言葉)がとても多いという事です。

元々漢字語が多い事は知っていたのですが、実際に勉強をすると改めて実感としても多いな!と思います。
なので、少し慣れてくると文脈やハングルから意味を推測することができるようになってきます。(「学生」は「학생」で「学校」は「학교」なので「学=학」である事がわかると思います。)

そして漢字の読み方とハングルの読み方にも共通点や法則性がある場合があります。
先ほどの例に出した「学」のように日本語で「〜く」と読む漢字は韓国語で「〜ク」と読む場合が多いです。
「速=속(ソク)」「薬=약(ヤク)」「各=각(カク)」「欲=욕(ヨク)」「悪=악(アク)」
また、日本語の読み方で「〜つ」となる漢字の多くは、韓国語では「〜ル」となる場合が多いです。
「屈=굴(クル)」「失=실(シル)」「室=실(シル)」「達=달(タル)」「必=필(ピル)」「末=말(マル)」

この法則性に沿わない場合や韓国語独自の語彙があったりもするのですが、
頭の片隅にあると韓国語を学ぶことに対する心理的ハードルが少し下がるように感じます。

私は小さい事がいちいち気になってしまうタイプなので、躓くポイントがあると進めなくなってしまいます。
とりあえずやる!ということが苦手で、まず全体像を把握しないと安心して進めません…(難儀だと思います…)

なので、このように似ている所もあるし、そうじゃない所もあるというような、
なんとなくの全体像を掴んでから細かい部分を詰めていくやり方が私の性分にあっていると改めて実感しました。

今回は少し文章ばかりになってしまいましたが、中間試験期間中なので、ということにさせてください…!
試験が終わったら友達とロッテワールドに行く約束をしているので、
それをモチベーションに頑張りたいと思います!

【S】