日光合宿便り#13 合宿の感想

日光はもみじ狩りの聖地だとよく言われている。春はもみじ狩りの季節ではないから、最初は少しだけがっかりした。しかし、中禅寺湖と男体山を見た時は、景色に惹かれた。手引きのおかげで、中禅寺湖について簡単に勉強できた。しかも、中禅寺湖は思ったよりもっと広くて、美しかった。男体山が中禅寺湖に映っていて、立派な山と綺麗な湖が絶賛に値する風景だと思う。

昼食の後は華厳の滝を見に行った。中国の大きな滝と比べると、華厳の滝のほうがもっと静かで、柔らかな感じを与えてくれた。潔白で、真っ白な絹のような華厳の滝は細いけれども、高さは中国の滝にも負けない。それゆえ、華厳という名前で呼ばれるのかもしれない。

ところで、一日目に一番嬉しかったのは船に乗ることだ。何年がぶりの船遊びなので、子供時代のことを思い出した。湖と山の組み合わせを観賞しながら、ボートで友達と話し合ったり、写真を撮ったりしていた。楽しい思い出としてずっと印象に残っていると言える。困ったことは楽しすぎて、乗場を間違えてしまったので、なかなか泊められなかった。長い時間をかけて、皆さんの知恵を絞って、やっと最初の乗場に戻って、船を停泊させた。

最初の日の夜、タイの留学生と一緒に散策したり、お互いにタイ語と中国語を教えたりして、楽しさも知識も手に入れた。親睦会のとき、人狼ゲームを通して、皆さんに仲良くさせたのは良いアイデアだと言える。但し、残念だったなのは何回も先輩に騙されて勝てなかった。その後は皆と一緒に歌を唄った。先生の歌う姿が忘れられないほど印象的だった。

翌日は主に東照宮を見に行った。事前に天気予報を確認したけど、雨の中で東照宮を散策するのも人生の醍醐味だと思っていた。だが、一度体験して、やはり傘を持ちながら観賞するのは非常に面倒くさかった。でも、いい発見もある。奥の院までの石段をのぼっていた時、ボードに書いてある「人の人生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐからず。」という文に気付いた。これは遺訓である。これからは座右の銘として常に自分を戒めようと決心した。一方、写真の中に出ていた「三猿」と「眠り猫」がありありと目の前に見ることができて感心した。「見ざる聞かざる言わざる」という言葉は、「自分に都合の悪いこと、人の欠点や過ちなどは、見ない、聞かない、言わないのが良い」という意味がある。同じように、孔子は「礼節にそむくことに注目してはいけない。礼節にそむくことに耳を傾けてはいけない。礼節にそむくことを言ってはいけない。礼節にそむくことを行ってはいけない」と、四つの戒めを言っている。彫刻には奥深い哲理が含められているので、勉強になる。

正直に言えば、日光に行く前は東照宮が徳川家康の墓であるということしかわからなかった。しかし、本物の華々しい東照宮を見てからずっと建築と工芸のレベルの高さに感心している。しかし、そのような華やかな東照宮はあくまでも徳川家康の墓である。輝かしい人生を過ごした家康公が死んだ後、墓の中に眠るしかない。そういうことを考えたら、思わず嘆いてしまった。

最後に、初めての合宿だったからこそ皆さんと仲良くできたと思う。それに、歴史の雰囲気が感じられる日光だったからこそ知識を学ぶことができた。それも思わぬ収穫だったと思う。二日間、本当に私達の面倒を見ていただいた先生と二人のTAに「大変お世話になっていたので、ありがとうございました」と言いたい。