皆さんこんにちは!
ソウル教育大学に交換留学中の【N】と申します!

日に日に寒くなり、道に落ち葉が積もっている光景に見慣れてきて、
秋がもう過ぎ去っていくのを寂しく感じていますが、皆さんはいかがでしょうか?

さて、先週から今週にかけて、ここ韓国では受験ウィークでした。

まずは、12日土曜日。
ここソウル教育大学では一大行事であろう、小学校教員採用試験が行われました。
少子化の影響もあり、ソウルでは教員採用試験に合格するのが本当に難しいよう…
受験科目も種類が多く、なんと英語での面接まであるんだとか…
私たちが住む寮でも、4年生が半年以上前から、朝早くから夜遅くまで必死に勉強している姿をずっと見てきました。
試験が終わり、解放感からか晴れ晴れしい笑顔で帰ってくる4年生を見ていると、
なんだか私までうれしくなり、数人とハイタッチまでしました(笑)
なんとか皆いい結果が出てほしいものです。

そして、翌日13日日曜日。
この日は、私にとっては大切なTOPIK韓国語能力試験が実施されました。
今まで8か月間一生懸命勉強してきた成果を証明する機会として、
一発で最高級6級に合格できるように、準備をしてきました。
読解、作文、リスニングの300点満点で実施されるのですが、6級はこのうち230点以上を取らなければなりません。
特に作文は、日本語で考えても難しい題材を韓国語で書かなければいけないという難関!

韓国にきて最初の頃は、6級を取るなんて無理だと諦めていた時もありましたが、
今では余裕すらも感じられるまでに成長し、自分の成長をうれしく思うと同時に先生や友達への感謝する次第です。
うまくいったと思うので、来月の結果が出るのが待ち遠しいです!

そして最後は、17日木曜日。
韓国では最も大事な試験であるといっても過言ではないでしょう。

大学受験(通称スヌン)がついに実施されます!
学歴が重視される韓国。
スヌンでいい大学に行くために、小学校の頃から予備校に通うのが一般的であるほど、
人生における重要なターニングポイントとされるスヌン。

スヌン当日には、国を挙げて受験生を応援するようで、
試験会場に遅れそうな学生を、警察がパトカーで会場まで送ってあげる光景もあちこちで見られるとか…(笑)
日本のように2次までなく、一発勝負なので、受験生にはぜひ頑張ってほしいです!

最後に、受験に関する韓国の面白い文化を一つご紹介して終わりにしたいと思います!
韓国では、受験生に対して찹쌀떡という餅を送るという習慣があります。

この찹쌀떡には、“餅のように学校によくくっつくように”という意味が込められており、合格祈願として送るのです!
私もTOPIK前、最後の授業の時に、韓国語の先生が찹쌀떡を用意してくださり、みんなで食べました!
日本ではあまり見られなくて面白い習慣ですよね!

ということで、あまり長くなってもよくないので、今日はこのへんで終わりにしたいと思います!
教採を終えた皆さんは、本当にお疲れさまでした!
共通テスト等、これから試験を控えている人は、찹쌀떡でも食べて、ぜひ頑張ってください!
【N】