秋学期CAプログラムのTAを担当しております修士課程1年生の【Y】です。
12月7日に実施されました秋学期CAプログラム参加学生対象の【CA特別企画・剣道見学】についてご報告いたします。
剣道に興味がある!という留学生の声から、今回は東京学芸大学・剣道部の皆様にご協力いただき、見学が実現できました。
剣道場に足を踏み入れた瞬間に感じる気迫とエネルギー。
漂う緊張感のなか、初めて見た竹刀を振る姿や初めて聴いた大きな掛け声に、留学生たちは目を見張ります。


部員の皆さんは、多くが7年以上剣道を続けている上級者、佇まいから格好いいです!
私自身も剣道を生で見学するのは初めてだったため、その雰囲気と熱量に圧倒されました。
部員の【Y】さんが剣道の基礎知識を教えてくださいました。
面・小手・胴に当たれば1点入るというルールを学んだり、剣道着を装着する様子を見学したり、
「当たるときに痛くないのですか?」という質問なども出ました(笑)!

後半は、剣道部の監督【O】先生から特別に許可をいただき、なんと実際に剣道着を着て剣道体験をさせていただきました!
初めて身に着ける剣道着や面に大興奮の留学生たち。
監督の先生と部員たちの指導を受けながら、実際に竹刀を振って、短い試合もしてみました。




剣道着はずっしりと重く、鋭い刀さばきは難しかったですが、
留学生たちが初めての剣道を楽しむ姿を見ることができました。
私自身もとても貴重な経験になりました!
留学生のみなさんには、留学期間に日本の文化や伝統を生で見て感じる体験をたくさん積み重ねていけたらと思います。
最後に、見学・体験の場をくださった剣道部の皆様、本当にありがとうございました。
剣道部の皆様のご活躍を心よりお祈り致します。
【作文:Y】
<留学生たちの感想>
- 剣道部を見学する前は、剣道のイメージがあまりなかったんですが、CAMPUS Asiaプログラムのおかげで、剣道のことが少し分かるようになりました。
最初は、剣道着を着ている皆さんを見て、すごくかっこいいなあと思いましたが、練習の様子を見てからは、ちょっと怖い感じがしました。それは、はじめて目の前で本物の剣道を見て、気合の入った大きい声を聞いたからかもしれません。
最後に自ら体験する機会をいただいたのがサプライズでした。実際剣道の防具を装着し、竹刀を持って、みんなで剣道の基本動作を練習しました。素晴らしくて面白い見学の時間を過ごしました。【B】 - 2022年12月7日水曜日、剣道部の見学を通していろいろ勉強になった。2019年に島根大学で交換留学をする時に、一度剣道を体験したことがあったが、今回の見学であの時教えてもらった剣道のルールや基本的なやり方を思い出せて、懐かしいと思いながら、剣道服を着たりするような新たな体験もできた。
剣道部の部員たちの練習している様子を見て、最初は「それだけ速く動けるなら、別にそんなに難しくないだろう。大声を出すことだけは大変かな…」と思った。しかし、実際着てみたら、すごく重たいし不便で全く自分の思うように動けなかった。剣道の難しさ、また部員たちがどれだけ努力して今のような成長を成し遂げられているのかについて、改めて考えさせられた。
剣道は日本の伝統文化の一つとして世界中の人々に知られ、国際化しつつある。まだ剣道のルールについては詳しく知らないが、「礼に始まり、礼に終わる」という剣道の礼儀をいう言葉は聞いたことがある。そこには日本民族の価値観が含まれ、性格が見えてくると思われる。すごく奥深くて興味深かった。【L】 - 12月7日の剣道部見学では、剣道のルールやテクニックを知り、自ら剣道の衣装を身に着けて基礎的な動作を試みました。剣道部の皆さんはとても真剣にお稽古をしていて、多数の部員が長年の経験を持っていました。剣道部のメンバーやコーチはとても熱心で、皆さんに手伝っていただいたおかげで、とても素晴らしい体験ができました。これはとてもユニークな体験で、大きな収穫があり、次回が楽しみです。【Z】
- 日本で剣道を見学するのは初めてでした。最初は、剣道部のみなさんが剣道着を着て、面をかぶっていたので、少し怖い感じがしました。
しかし、みんなお稽古に取り組む姿を見て、驚くと同時に感心しました。特に直接体験をしてみてからは、これは簡単なスポーツではないと思いました。プレイをする時は、相手の体を叩いて得点するだけではなく、声を出すことも必要だそうです。特に面を装着すると動きが不自由になり、防御も攻撃も容易ではありません。これにはアスリートの素早い反射神経と判断力が必要となります。さらに、プレイする時、腹部と手のみが保護され、腕と太ももは保護されないので、怪我をする可能性も高いです。みんなの努力と素晴らしい技術を見て、本当にすごいなと思いました。【T】
