みなさんこんにちは。
ソウル教育大学留学中の【S】です。
本日は韓国の「先生の日」についてみなさんに共有したいと思います。
毎年5月15日は韓国で「스승의날(先生の日)」と言って、毎日学校で顔を合わせる先生や、お世話になった恩師を敬い、感謝を伝える日となっています。
日本ではあまり馴染みのない記念日ですが、日本を除く他の国々では先生の日が記念日としてあることが多いそうです(1994年にユネスコが10月5日を「世界教師デー」として定めたと聞きました)
ですが韓国ではそれとは異なり独自の日にちが記念日になっています。
なぜ韓国では5月15日が先生の日なのかと言うと…その日はハングルの創製をはじめとして様々な功績を数多く残した、世宗大王の誕生日なんだそうです!
韓国では今もなお尊敬され続けている偉大な方なので、そんな世宗大王の誕生日を先生の日にするのは、なんともピッタリだなと思います。
そしてそんな韓国では、先生の日にお花を贈るのが定番のようで…
私も例に漏れずお世話になっている教授にお花を贈ることにしました!
このお花は私が選んだ物ではありませんが…
とっても素敵ですよね〜!

授業の時にはケーキを準備して、誕生日のような雰囲気でろうそくに火を灯し、教授に火を吹き消していただきました。
ちょっと不思議な体験でした…!

ろうそくの火を消した後はみんなで仲良くケーキを食べました。
美味しかったです!

また、韓国では「先生の日」に先生に対して
「감사합니다, 존경합니다, 사랑합니다(ありがとうございます、尊敬しています、愛しています)」決まり文句(?)を言うのだそうです。
これもまた例に漏れず、みんなで声を揃えて先生に伝えました。
なんだか少し気恥ずかしかったですが、こうやって感謝の言葉を伝えるのは素敵だなと思いました。
そしてそれと同時に素敵な日なのになんで日本にはないのだろうか…と言う疑問も生まれました。
本当になぜなのでしょうか…
本日は韓国の「先生の日」について紹介してみました。
まだまだ知らない事ばかりですが、また一つ韓国の文化について知ることができて良かったです!

それではまた来週会いましょう〜!

【S】