『火金通信2023』青瓦台(チョンワデ)に行ってきました!

皆さんこんにちは!
ソウル教育大学留学中の【S】です。

先日、「青瓦台(チョンワデ)」に行ってまいりました。
青瓦台とは、アメリカのホワイトハウスの様な韓国の大統領官邸のことなのですが…(英語でブルーハウスと呼ばれることもあるそうです…)
実は54年ぶりに全て一般に解放されていて、見学することが可能になっているのです…!
その為韓国人でも見学したことがないという方が多く、とても貴重な機会であると言えます。
なので本日はその様子を少しご紹介できればと思います。
最近のソウルは梅雨入りをしたばかりで雨模様が多いのですが…この日は熱中症になるくらいの大晴れでした。
空がとても青く、青瓦台の建物がとても良く映えていました。

建物の中に入ると大きなホールがあって、とても壮観でした。
(カーペットが土足で入るのがとても気が引けるほど、どこもフカフカでした…)

2階には大統領執務室があり

こちらは大統領夫人の執務室です

大統領夫人の執務室前に歴代夫人の写真が飾ってあり、初めて知ったのですが、

初代大統領夫人はオーストリアの方なのだそうです。

一緒に行った方が博識な方でしたので、知識を交えながら紹介してくださりとても勉強になりました。
貴重な美術品も多く、まるで博物館の様でした。その中でも私のお気に入りはこちらです。

文字の部分が자개(螺鈿)で作られていて、とても美しいです。
「공심여일월(公心如日月)」と記されており、
‘공평한 마음은 해와 달과 같다(公平な心は太陽と月と一緒だ)’

つまり太陽と月はどんな人でも照らしてくれるが、それは公平な心も同じである。という意味です。
とても素敵な言葉ですし、これが大統領官邸にある事にとても意味があるな、と感じました。
まだまだ見所はたくさんあるので、興味がある方は直接見られるのをお勧めします!
いつまで開放されるかわからないですし、とても貴重な機会だと思うので…今、韓国に訪れた方の選択肢として悪くないものかなと個人的に思います…!

最後になりますが、実は本日が最後の投稿になります。
【S】として一年半こちらに記事を投稿させていただきましたが…
改めて考えると一年半も経ったのだなぁと感慨深い気持ちです。
楽しかったこと、辛かったこと、心がいい意味でも悪い意味でも動かされる様な出来事がたくさんありました。
ですがそれを全部含めて今一番思うことは、留学に行くという決断をしてよかった。という事です。
何をしても後悔はしてしまうものですが、あの時留学に行っておけば良かった…という後悔がなくて良かったなと思っております。
韓国語が上手になった、新しい知識が増えた、交友関係が広がった…など、あげればキリがないくらいですが、韓国で起きた全ての出来事が、私に肯定的な影響を与えてくれたと思います。
まだまだ未熟ですが、このような成長する場を与えてくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
【S】