2024年8月4日(日)から17日(土)までの14日間にわたり、韓国ソウル市立大学主催の「ソウル国際サマースクールⅡ」が実施され、本学からは9名の学生が参加し、韓国語や韓国の社会・文化を学ぶ貴重な機会を得ました。
参加者は出発前に、7回の事前勉強会(オリエンテーションを含む)に参加し、グループごとに調査テーマを設定し、フィールドワーク(キャンパス・アジアプログラムの課題)の準備調査に取り組みました。また、韓国語の基本会話を学び、韓国の最新情報や現地の安全対策についての説明も受けました。
プログラムは、午前中に韓国文化に関する3時間の授業、午後に韓国語のレベル別授業を3時間行い、フィールドワークを含めた総66時間の学習が実施されました。午前中の授業では、韓国のマスメディア、ウェブトゥーン、K-POP、食文化、ユネスコ世界遺産、経済など多岐にわたる韓国社会と文化について学び、午後の授業では各自の韓国語レベルに応じた学習を行いました。
フィールドワークでは、韓国料理教室での料理体験、K-POPダンスのレッスン、伝統舞踊「タルチュム」の体験授業、伝統工芸品の制作体験など、多彩なアクティビティに参加しました。特に、キャンパス・アジアプログラム主催のフィールドワークでは、ソウル市立大学のPA(Peer Advocate)学生とともにソウル市内の各所を訪問し、事前に設定した各グループのテーマに基づく課題解決に取り組む時間も設けられました。
参加学生は、韓国の豊かな文化に触れ、韓国語のスキルを向上させるとともに、現地での実践的な経験を積むことができました。このサマースクールを通じて得られた知識や経験は、今後の学びやキャリアに大いに役立つと思います。