2025年8月4日(日)から17日(土)までの15日間、北京師範大学で開催されたサマープログラムに、本学から3名の学生が参加しました!
留学前には、危機管理や中国での生活について学び、役立つ中国語レッスンも受けました。また、プログラム期間中に挑戦したいことや調べたいこと(キャンパス・アジアプログラムの課題)について、話し合いながら準備を重ねました。
プログラムでは、午前中に中国語の授業(聴解・会話、読解・作文)が行われ、午後にはさまざまな文化体験活動があり、非常に充実した内容でした。
ここからは、参加者が書いた日記を紹介します。留学生活の様子が少しでも感じられると思いますので、ぜひご覧ください。
【8月3日(日)】
こんにちは。今日から2週間、中国の北京師範大学に短期留学に行きます。朝4時頃に起きて、持ち物の確認や朝食を食べてから空港に向かいました。
7時に空港に集合。

ここまでは順調だったのですが、空港にて引率してくださる先生が体調不良のため急遽お休みすることになったと知らされました。心細さはありましたが、一緒に行く仲間が2人いるので「まあ大丈夫だろう」という楽観的な気持ちの方が大きかったです。
空港では、事前に荷物を預けるためのオンラインチェック、航空券の取得、顔認証などを行いました。国際課の方がサポートしてくださったので、とてもスムーズでした。
出国審査を完了させ、両替をしていると時間が迫ってきたので急いで搭乗。
ちなみに、5万円を両替したところ、2190元(100元札が21枚と10元札が9枚)になり、100円が返ってきました。
飛行機はすごく快適でした!
北京に到着。
指紋登録と入国審査をしました。現地の学生サポーターと先生が出迎えてくださり、一緒にバスで大学へ向かいます。先生は日本語が話せたので、とても安心しました。



1時間ほどで大学に着きました。先生が寮の手続きをしてくださり、学生証とルームキーをもらいました。私の部屋は2人用で、とても綺麗でした。学生証には、アリペイやウィチャットペイからお金をチャージして、学内のスーパーや食堂で使えるようにしています。
大学の案内をしてもらい、本日は終了。
夜ご飯には、サポーターさんが近くのデパートにある火鍋のお店に連れていってくださいました。普段食べ慣れていないカエルの肉などもあり、美味しかったです。

今日は、かなり緊張していました。貴重品は常に身につけることはもちろん、「ここで死ぬかもしれない」と不安が頭をよぎることもありました。また、日本語で自由に話すことができたり、ティッシュや水道水が使いやすかったりする日本の良さを改めて感じるきっかけとなりました。ただ、中国でもネットが上手く繋がったり、優しいサポーターの方々がついてくれたりとこれからの留学生活に明るい未来が見えました。頑張っていきたいと思います。
【8月6日(水)】
今日は頤和園に行くので、いつもより早めの6時に起床しました。朝食は大学のスーパーで買ったシリアル付きのヨーグルトです。甘く、ザクザクした食感で美味しかったです。
タクシーで頤和園へ。(大学から近いところなら無料で連れていってくれるらしいです。)


海外からの観光客の方がとても多かったです。一番の見どころは、頤和園の中央に位置する大きな湖でした。湖を囲むように山や森があり、ところどころ建築物が見られました。昔の皇帝もこのような景色を見ながら散歩していたのかもしれない、と思いながら湖の周りを歩きました。頤和園の中には、街中と同じようにゴミ箱が多く設置されているほか、清掃員の方もいらっしゃり、ゴミがなくきれいでした。お土産屋さんもたくさんあり、見るのが楽しかったです。

夜ご飯にケンタッキーを食べました。日本とはメニューが異なり、ハンバーガー系が多かったです。「小食(スナック)」40元を購入。美味しかったですが、やはり外食は高い印象を受けました。

学内の果物屋さんでシャインマスカットを購入。キロ売り、グラム売りされているので、値段がわかりずらかったです。 中国に来てからスイカやメロンなどを食べてきましたが、どれもおいしく、マスカットも同様にとても美味しかったです。
寝る前に授業の予習をしました。また、プログラム費の支払いもやらなければいけないのですが、渡航前に電話番号を登録しておかなかったため、クレジットカード決済ができず、日本にいる親に手伝ってもらいました。
【8月9日(土)】
北京での生活もだいぶ慣れてきました。
昨日、サポーターの方にお願いして、授業の予習のための勉強会をしたのですが、今日の授業ではその成果が感じられました。段々授業内容が難しくなっているような気がするのですが、予習・復習を頑張っていこうと思います。

今日の昼食は、学内の留学生用の食堂に行きました。
中華料理に加えて、日本風のカレーやハンバーガーなどのジャンクフードも購入することができるようでした。注文が上手くできなかったのですが、店員さんにすすめられた丼ぶりを買うことができました。日本の食べ物は「あまじょっぱい」が多いと思うのですが、今回食べた丼ぶりなどは「甘い」「辛い」がはっきりしていて、どちらかの味に全振りしている印象です。遠くに香辛料を感じることができます。


午後は、前日に連れていってもらったデパートへもう一度行きました。このデパートは「枫蓝商场」という名前で、北京ではかなり小さいデパートの一つだそうですが、私の目から見るとかなり広く、店数も多いので見るのが楽しいです。私は書店を中心に見て回りました。日本の本も一部おいてあり、特に東野圭吾の作品が人気なようです。谷崎潤一郎なども置いてありました。また、子ども向けのフロアは、小さな車が通っていたり(下の写真)、ストリートピアノがおいてあったりして、家族で来ても楽しめそうでした。
おやつにジェラートを食べました。


「ジェンガオ(?)」という名前の中国に昔からあるスイーツ(左)を買いました。グラム売りでした。味は、甘さ控えめの香辛料マシマシもち米という感じで、はじめて食べる味でした。余談ですが、学内の果物屋さんでハス(右)を売っていました。食用みたいです。個人的には、すごくびっくりしました。
そろそろお土産を考えはじめています。無難にお菓子がいいでしょうか…。
【8月12日(火)】
今日は、授業の後に王府井に行きます。王府井は、日本で言う銀座のような都市で、様々なブランドのお店などがあるそうです。良いお土産が買えるかもしれないので、とても楽しみにしていました。王府井までは地下鉄で行きました。北京師範大学の最寄り駅は「北太平庄駅」で、そこから「王府井駅」の一つ手前の駅で降ります(なぜなら、その方が近いからです)。地下鉄もずいぶん乗ってきたので、かなり慣れてきました。3人で行ったのですが、全員見たいものがバラバラだったので集合時間だけ決めて自由行動をする事にしました。私は、王府井書店にいきたいと思っていたので、そこをメインにまわりました。

サポーターの方によると、中国の本屋の数は減少傾向にあるようで、その理由として「本はネットで買う方が安い」というのが最も大きいそうです。多くの人は本屋で本を買うことはなく、ネットを利用します。ただし、休日の出かけ先として本屋を選ぶ人は結構いるらしく、王府井書店もたくさんの人でにぎわっていました。実際に行って見て初めてわかったのですが、中国の本屋は試し読みが大盤振る舞いでした!

特に子ども向けのフロアには、様々な漫画がおいてありますが、そのほとんどが試し読みできるのです。しかも驚くべきことに、「1巻の冒頭部だけ」というのではなく、1巻丸ごと読める、そして2巻も3巻も全部読めるというスタイルでした!!読みたい本は手に持って近くの壁際に座って読むというのが一般的なようでした。試し読みの本は多くの人が手に取っているのでボロボロ。でも、これなら本を買わなくても内容を十分に楽しむことができます。子どもにとっては最高の場所なのではないでしょうか。だからこそ、ネットではない本屋もいまだに訪れる客が多いのかもしれません。


また、漫画に関して言うと、日本の漫画(特にコナンやジャンプ作品)が多くありました。私は漫画やアニメが好きなので、とてもテンションが上がってしまい、3時間は書店で過ごしてしまいました。海外で、日本の作品を見つけられる嬉しさや親近感もあります。お土産に本を二冊購入しました。観光客が多い場所では、現金払いもスムーズに行えました。
夕方から雷雨となってしまい、帰るのが大変でしたが、お菓子系のお土産もたくさん買えたので良かったです。
今日は洗濯をする日だったので、洗濯機を回しました。
そろそろ帰国を考え始めました。日本に帰れることはとても嬉しいのですが、その後の日々のことを考えるとなんとなく憂鬱になってしまいました。
余談ですが、食堂でお米を頼むと、お茶碗1杯きっちりくらいの量で、0,22元(5円くらい)だと判明しました。すごくいいなと思います。
【8月15日(金)】
体調を崩しました。留学生の中で、咳をしている人が多いなと思っていたら、私も咳と微熱の症状が出てしまいました。手洗いうがいや水分補給を心がけるようにしていたのですが、仕方がないです。ルームメイトにうつしてしまわないようにマスクをしました。ムールメイトは気を使ってのど飴をくれました。ありがとう。
本当は、今日は魯迅博物館に行く予定だったのですが、体調と終戦記念日だということを考慮し、私は寮で休んでいることにしました。だるい感じはありつつも食欲はあるので良かったです。
朝食にチョコパンとヨーグルトを食べました。美味しかったです。特にヨーグルトに関しては、学内のスーパーで「一つ買ったら、もう一つおまけ」という形で売られており、もしかしたら美味しくないから割引されているのかなと思っていたのですが、フルーツの味がしっかりついていて量も多くて、とても美味しかったです。(中国では、こういった割引方法がよく見られます。お得な感じがして、つい欲しくなってしまいます。)今回は1つ目をアロエ味(おそらく)にして、おまけの方をベリー味(おそらく…)にしてみたのですが、どちらも大当たりでした。また買いたいですが、帰国日が近いので悩んでしまいます。
昼食と夜ご飯を兼ねて、買っておいたカップ麺を食べました。味は日本のカップヌードルによく似ていて、食べやすいおいしさでした。
半日ほど休んでいたら、体調もだいぶ良くなってきたので安心しています。残り少ない留学生活を安全に過ごしたいと思います。

